図書館戦争シリーズ

図書館戦争

図書館戦争


図書館戦争は、甘ーい甘ーいラブコメです。


<あらすじ>
本や雑誌などの出版物を、発表前にその内容をチェックして規制をかける検閲。
今の日本では法律で禁止されているが、図書館戦争の舞台ではこの検閲が「メディア良化法」によって合法化し、すでに書店に並んだ本までも武力行使によって狩られてしまう。
人権保護を拡大解釈して本を狩る「メディア良化委員会」率いる「良化特務機関」に唯一対抗できる存在が図書館であり、図書館は表現の自由を守るために、国民が自由に本を選び読むために、銃を携え戦うのである!!


っていう感じのあらすじで、主人公は図書館の職員。
図書館の職員といっても、普通の事務職から戦闘職種まで様々。
本の自衛隊っていうイメージかな。


主人公の郁は高校生の頃、自分の好きな本を力ずくで良化隊に没収されそうになるところを、図書館職員である「図書隊」に助けてもらいます。
そこでその図書隊員に一目惚れ!!!
本を守ってくれた王子様を追って、彼女自身、図書隊に入るのです。


郁とその仲間たちが繰り広げる図書隊員の日常。
時には良化隊から本を守るために銃撃戦を繰り広げ、
時には(ていうかいつも)隊員同士の好いた惚れたに一騒動。


その恋愛があまーいわけですよ!!
何といっても男たちがカッコよすぎる!!!!
あんなイイ男現実にいないから、絶対に。
でも非現実的なイケメンって女の子の妄想を掻き立てるのよねー。
しかもヒロイン郁が戦闘職種で熱血バカなくせに、超純粋乙女なわけですよ!
だから彼女を通した描写は純粋乙女の妄想によって甘ーく仕上がるわけです。
きゅんきゅんです。


男の人が読んだらどんな感想になるんだろ?
この本をきゅんきゅんせずに読むなんて考えられませんよ。


でも、ただの薄っぺらいラブコメに終わらず、物語の内容や伏線まで、結構深くて読み応えがあります。
特に自分は図書館司書の資格をとるので、図書館法とか聞いたことあるし、レファレンスの様子とかわかるので、そういう意味でも面白かったかな♪
もちろん図書館の知識がなくても楽しめます。


しつこいようだけど、ホントにきゅんきゅんするんだってば。
乙女のバイブルだわ。
長いけど・・・・


シリーズもので、全4冊。
別冊2冊は本編を上回る甘さ・・・ていうか吐き気がするほど甘いです。ほんとに。
でも面白いので、是非読んでみてください^^