今日学んだこと

今日はNPOインターンで、東京水道局の方とお会いしました。
東京水道局とNPOの協働。
官と民の関係について。
学んだことをつらつらとメモします。




行政が直接住民に接しよう、協働しようとすると失敗する。
なぜなら行政と住民に差があるのは当たり前のことで、やる分野が違うから。
行政は固い固い岩盤であればよい。
何があってもぶれない、裏切らない岩盤である必要がある。
でもそれじゃ、住民は行政の固い固い頭を砕くことはできないし、より一層差ができてしまう。


そこで登場するのがNPOなどの間に入ってくれる団体。
行政とNPOの強い信頼関係があれば、ある一定の枠の中でNPOを好きにさせておくことができる。
そうすれば住民は接しやすいNPOを通して行政にモノ申すことができる。
逆に行政にとっても熱意や誇りを持ってPRしてくれる団体がいたら上手く使える。


岩盤のようにしっかりした基盤(行政)の上に肥沃な大地(NPOなどの団体)があれば、花(住民)はそれぞれ綺麗に咲くことができる。


むしろ行政にはNPOのような熱意と誇りを持ったことができない。
それはみんなに平等にとか公平にとかいう性質を持ってるから仕方ない。
むしろ、そうあるべき。
だから、行政が頑張って住民に近づこうとかしても無駄。
NPOを上手く活用するべき。
そういうNPOがいなかったら育てるべき。


行政にもNPOにも民間企業にもそれぞれ得意分野と不得意分野がある。
だから得意と得意の合算。
それが「新しい公共」。


行政が事業委託をするとき、コスト削減だけで選ぶ時代は終わった。
たとえば工事をするとき、安い会社を選ぶのではなく、経営状態とかこの値段で請け負ってやっていけるかとか、過去の事業とか、能力をみるべき。
行政の事業を請け負うために無理にコスト下げようとしてヘタな仕事したり破産しちゃう事例がたくさん。
長く継続してやっていけるところを選ばないとだめ。




んーそんなとこかな。
就職してから活かせるといいな。
今はまだ理解するのが精一杯だけど。
最近インターンで何度か出入りするようになって、ようやく少しつかめてきた。
もっといろんな知識入れて実践して体に染み込ませていきたいな。