わかればわかるほどわからなくなる

今日もNPOインターンでした。
今日は東京都の住宅政策の人が来て、うちの理事長のお話を聞くという形だったけど、私はバイトで遅れて行ったため、あまり話しを聞けずorz
でも、東京都の方が帰った後に、理事長が要約してくれて、そして毎度のことながら熱く語ってくれました。
いつもそうなんだけど、ホントに熱心に話をしてくれたり人を紹介してくれたり、いろいろ面倒みてくれる。
本当に素晴らしい人だなぁと感心します。


〜今日のめもめも〜


行政とNPOの関係について。
行政はすぐ、まちづくりとかNPOにやらせたがる。
でも最初に少し補助金出すだけで、あとは自由にやっていいよって言うけど、それは結局押し付けてるにすぎない。
経営感覚のある民間がやらないということは、それだけ利益がないということ。
それをNPOに押し付けるなんて、NPOを潰すだけ。


NPOってまだ14年くらいしか経ってない。
それで素晴らしいNPOの話だけが蔓延するけど、そんなの極一部でしかない。
だからNPOが自由にやるなんて、スキルがないんだから到底無理。
だから行政は、まずNPOを育てなくてはいけない。
行政には良い事例がたくさん入ってくる。
だからそこから学んで、NPOを育ててあげないといけない。
現在のNPOだって、行政と良好な関係を築いて、まちづくり等のノウハウを教えてもらった。
それぞれ得意分野と不得意分野があるんだから、それを教えあえばいい。


人と人との信頼関係はどうやって築くか。
たとえば行政の人が話を聞きに来たとき、相手の人間の質がどうであれ、自分のすべてを出し切ってきちんと話をしなければいけない。
相手は貴重な時間を割いてきてくれてるわけだから、その時間を無駄にするようなことはしてはいけない。
逆に、聞きに行く場合も同じ。
そうやって、本気と本気がぶつかり合ってると、自然と信頼関係が生まれてくる。


〜めもめも終了〜


最近だいぶ理解できるようになってきたけど、わかればわかるほどますますわからなくなる。
ていうか、分かってくるとそれがいかに難しいことかが分かってくる。
どうやったらいいのか、いつも説明してくれてるけどやっぱりわからないし、できる気もしない。
すこしは実践する機会があればわかるのかな。


彼のあの自信と実行力と熱意はどこからくるのだろう。
彼自信は、自分を動かす原動力は、日本はまだまだ変われるって信じてるからだっていうけど、スケールが大きすぎて・・・


でもちゃんと実績もあるから自信もあるんだろうけど、だからといって高飛車にならないのが彼のすごいとこだよなぁ。。。
ちゃんと相手を尊重できるし、自分の知らない分野は知らないから教えてって言えるし。
普通なかなかできないよ。


あと、私の悪いところは思い込んじゃうところ。
たとえば今は、理事長さんすごいなぁ、彼の言うことは正しいなぁってひたすら感心してるけど、どんなに素晴らしい人の意見でも、客観的に判断できるようになった方がいいのか。
理事長さんは、正しい人には従っておけっていう。
それが正しいかどうかを判断する基準は自分。
私にはまだその判断基準が養われてないから、従ったらいいのか冷静になったらいいのかがわからない。
でも、なんとなく、彼には従ったらいいと思う。
たとえそれが全世界的に見て偏った見方だとしても、実際それで成功してるわけだし、今の自分が求めてるものがそこにあるわけだし。
自分のカラーを出すのは、理事長さんの思考や実践を本当に理解して、自分なりの解釈で実践できるようになってからでもいいような気がする。
なんでも最初はまねろっていうじゃん。
私には彼のやってることの1%もまねできるか自信ないけど、でもとりあえずまねる。
そこから始まる気がする。




あー寒い。
寝よう寝よう!!