『コクリコ坂から』

ジブリの新作『コクリコ坂から』を見てきました。
休日でも大人のお客さんがほとんど。
アリエッティの時は子どもも多かったけど、今回はジブリ=子どもという印象がなくなったってことでしょうか。
そりゃぁ子どもは退屈しちゃうと思う。


第一印象は「ほっこり映画」。
高校生のほんわかした恋物語…っていうわけじゃないんだけど、恋愛感情をあまり表に出さないのはジブリのいいところ。


原作は少女マンガみたいですね。
時代を少し変えたとか。
原作は読んだことないけど、ジブリ東京オリンピック前の横浜が舞台。
学生たちのあのエネルギーは現代にはない。
どうしてその時代を選んだのだろう。


でも今の学生も、当時と同じようなエネルギーを持っている気がする。
表現の仕方がおとなしかったり、遠慮がちなだけ。
それは自分が当時を知らない現代の学生だからかしら。


とにかく、今回の映画でなぜあの時代を選んだのか、本当に気になる。


あとは、原作のあるものを映画にまとめたからか、ちょっと説明不足な面もありました。
あまりにもスッキリしすぎというか、あっけないというか・・・。
でもそれも含めて映画の雰囲気だと思うし、今回の映画にはその雰囲気があってる気もする。


いろいろ書いたけど、ほっこりして良かったです。